Welcome to HEIJO Junior High School !
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3月の予定(最終下校 17:30)
25火 春季休業開始
答辞
桜の花が咲き誇っていたあの入学式の日から、三年が経ちました。三年前、希望に満ちた未来に胸を膨らませながら、入学した日のことを思い出します。そしてまた、春が近づき、梅の花が見頃を迎えています。今日この素晴らしい日に、私たち第42期生125名は平城中学校を卒業します。不安と期待が入り交じる中、迎えた入学式。新しい環境、新しい友達との出会い、先生方や先輩方の温かな歓迎の言葉。それらが交差するあの日の情景は、今でも色鮮やかに心に残っています。部活動体験にいったことも思い出に残っています。先輩方は優しく話しかけて、不安な私たちの心を温かく照らしてくださいました。部活動が始まってから、私たちは、少しずつ打ち解けていき、部活動の時間が楽しみになっていきました。練習が大変だったり、仲間と息が合わなかったりして悩むことも出てきましたが、仲間と話し合いを重ね、励まし合いました。優しい先輩方や、しっかりした後輩のみんながいたから、そして、一緒に頑張ってきた友達がいたから、引退までやり切ることが出来ました。一番思い出深いのは、2回もの延期を乗り越え、行われた体育大会です。体育大会に向けて、たくさんの時間、練習したことを覚えています。応援団では、毎日、意見がぶつかり合っていました。ですが、クラスのみんなが協力してくれて、無事、エールを送ることが出来ました。しかも、中学校最後の体育大会で、全クラス優勝という素晴らしい結果になりました。クラスで心を一つにして歌い切った合唱コンクール。最初は、歌詞もあやふやで、全く声も出ていませんでした。ですが、音楽の授業や終わりの会で、練習を重ねていくうちに、綺麗な歌声が廊下に響くようになりました。たくさんの先生方が褒めてくださった歌声を、今日の合唱でも響かせたいです。また、コロナ禍が明け、2年生の時に、再び参加できた市の音楽会では、学年全員で心を一つにして歌い切ったのもいい思い出です。3年生になり、新しいクラスの雰囲気に慣れてきた頃の修学旅行。広島は、歴史と平和の大切さを教えてくれる場所でした。私たちがこれからどう生きるべきか、平和を守るために何ができるのか、深く考える機会となりました。また、大崎上島の民泊での思い出は、私たちの心の中に深く刻まれています。連れていってくださった展望台からの景色や、シーカヤックを楽しんだ海は、とても美しく、普段の生活では感じられないような感動を味わいました。そして、大崎上島の方々の優しさや温かさを感じ、最高の思い出となりました。私たちを支えてくれた給食にも感謝の気持ちを伝えたいと思います。調理員さんの心のこもった給食は、私たちの健康を支えて、私たちを笑顔にしてくださいました。私たちの中学校生活を一番身近で支えてくださったのは、先生方でした。先生方は、学びの楽しさを教えてくださり、時には厳しく、時には優しく、私たちを支えてくださいました。分からないことがあったときには、休み時間や放課後を使ってまで、私たちに寄り添って教えてくださいました。また、私たちが話しかけた時には、笑顔で聞いてくださいました。先生方との会話は、何度、思い返しても笑顔になるものばかりです。行事の際には、先生方も一緒に盛り上がり、全力で応援してくださいました。そして、安全に楽しく行えるよう、細かなところまで気を配ってくださいました。先生方が教えてくださったことや伝えてくださった想い、先生方と楽しく話した日々は、これからもずっと私たちの心の中に生き続けます。保護者の皆様。中学校生活の3年間、そして、今日までの15年間、私たちを一番理解し、いつも支えてくれてありがとうございました。嬉しいことがあったときには、一緒に喜び、辛いことや悲しいことがあったときには、私たちに寄り添ってくれました。悩んでいた時には、話を聞いて、一緒に解決策を考えてくれました。このことを当たり前のように感じてしまっていたけれど、卒業が近づくにつれて、どれだけありがたいことなのかを実感しました。普段はあまり伝えられていないけど、感謝の気持ちでいっぱいです。お父さん、お母さん、本当にありがとう。これから、迷惑をかけることも、強く当たってしまうこともあると思う、でも、私たちは家族が大好きです。だから、これからもよろしくお願いします。そして、後輩の皆さん。これからの平城中学校を支えるのは皆さんです。努力を惜しまず、日々、成長を続けてください。時には壁にぶつかることもあるでしょう。そんな時は、友達と助け合い、先生方に相談し、決して諦めずに頑張ってください。そして、平城中学校の素晴らしい伝統を受け継ぎ、より良い学校をつくっていってください。一日一日大切に過ごし、未来に向かって歩み、中学校生活を思いっきり楽しんでください。そして、第42期生のみんな。この学年は、とても優しい人ばかりです。奄美大島から引っ越してきた私も、みんなの優しさのお陰で、すぐに馴染むことができ、「友達と話したいから学校に行く!」、そう思えました。一緒に笑い合ったり、協力したり、助けてくれたり、寄り添ってくれたり、とても素敵な友達でした。本当にありがとう。毎日の何気ない会話は、私たち、それぞれの心の中に残り続けるでしょう。 最後に、私たちにたくさんの思い出をくれた平城中学校に、今までの感謝の気持ちを伝えられるよう、心を込めて、「遥か」を歌います。
~「遥か」~
これから私たちは、それぞれの道を歩んでいきます。これから先、つまずくこともあるでしょう。迷うこともあるでしょう。辛いこともあるでしょう。そんなときは、この平城中学校で過ごした日々や、私たちを支えてくださったすべての方々の温もりを思い出して、一歩を踏み出しましょう。私たちが過ごしたこの三年間は、光輝くかけがえのない日々であり、宝物です。最後になりましたが、第42期生のみんな、先生方、後輩の皆さん、保護者の皆様、地域の皆様、そして支えてくださったすべての方々、本当にありがとうございました。心からの感謝を申し上げ、平城中学校がいつまでも輝いているように願って、答辞といたします。
「平城中最高!!」
ありがとう、平城中学校!!
令和7年3月16日